・・・お土産2

　・・・を、貰った（あせあせ。
2回目も、同じことを書くのは・・・ど、どうかと・・・思ったんだけど・・・その、も、貰った日が違うので・・・（困。

　指輪を括ったシルバーチェーンのペンダント。
・・・あまり目立った物は、枢が嫌だろうからって・・・武田が選んでくれた物。
指輪は、好きだから・・・そのままでも嬉しかったけど、これはこれでいいかな？と、思う。

貰うと言う行為は、何度されても慣れない。
嬉しいと思う反面、申し訳ないと思う。
・・・こんなどうしょもない物に、気を割いてくれるのだから・・・。

・・・お土産。

　・・・を、貰った（照。
　修学旅行中は、兄様と一視は一緒に行動してらしい。
ちょっと「・・・羨ましいな・・・」と、思ったけど・・・その場では、口に出さなかった。

　・・・あの戦争で護れた物は、枢の大切な方々だけじゃなくって、その先の・・・『今でしか出来ない事』まで、護れたのかな？と・・・少し思った。
そう考えると、胸の奥が・・・少しだけ暖かい気持ちになった。
・・・少しだけ、あの時に放棄した・・・拒絶した物が戻った感じがした。

　・・・兄様からは、硝子の猫さん。
裏には、ある言葉が彫られていた。
・・・諺らしい。・・・とても兄様らしいと、思った。
壊さないように、ちゃんと保管しておこう。・・・たまに飾って。

　・・・一視からは、ちょこれーと。
外国のちょこは、初めてだから・・・食べてしまうのが勿体ないな。
・・・でも、食べない方が勿体のかな・・・（真剣に悩む蜘蛛。
・・・とても甘くて、でも少し苦味のある。・・・枢が、何時も食べている物とは、違った味がした。

　・・・今度は、枢の番。
貰ったお土産に比べたたらきっと見劣りするし、お返しになるか解らないけど・・・枢の作った料理を3人で食べるって約束果たさないと・・・。

・・・さて何を、作ろうかな・・・。

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・・・依存症。

「・・・。」
　枢は、手の中に納まっている小型の刃物を見つめながらぽつりと呟く。
「・・・駄目だと言われると、余計にしたくなるのは何故だろう。」
　バスタブに腰をかけて、踝まである水を描き回すように脚を動かす。
ちゃぷちゃぷと音だけユニットバス内に響いている。
蛇口からはちょろちょろと水が出ているが、どうやら排水溝がやや開いてるようで溜まる様子はなく、掻き混ぜる音にかき消される形になっていた。
　手の中の小型の刃物を見つめ、後ろにある鏡を振り返る。
写る己の姿を確かめ、そしてとある人を思い出した。
見る見る顔が紅潮していくのが解り、視界をバスタブ内に溜まった水に移し深呼吸をする。

呼吸が落ち着く前にバスタブに溜まった水は、
『…ポタ…ポタ…』と垂れて行く雫で赤く染まっていった

・・・なんて言おう・・・。

　手首を眺めながら、必死に言い訳を考えてる。
どうせ言い訳を出来る性格ではないことを、己自身嫌と言うほど知っているのに…。
　先ほど付けた傷は、薄っすらと赤い線になっている。
良くも悪くも体内の蟲のお陰でだ。
　自分の巣こと、枢の肉体が傷つけば枢の意思を無視して勝手に癒して行く。
それは蟲の本能であり、蟲が生きて行く為には当然のことなのだが、その蟲を今は酷く恨んだ。
この蟲達に何度も自身の命を助けられているし、守護と言うお役目と非常に相性が良く、何かと役に立っている。そして、この共存共営の関係のお陰で辛うじて右目は機能をしてる。
　感謝はすれど、恨むのは筋違いだと己でも解っているが、今は一時でも感じる痛みに陶酔していたかった。

　己は、誓ったのだ。己自身に。
それが一番最良であり、それしか選択出来ない己の愚かさを呪った。
望みは１つ。
しかし、その望みは沢山の誓約の前に出来ない。
　―だから選択した。
結果は、己の予想を反していた。
己の我侭を通したのだから、それ位は当然だと受け入れた。
しかしながら、後悔をしてる。
余計に加速した現状に、ただ只管後悔の日々を繰り返し、振り回されている日常。
　唯一の支えは、『痛み』。
最近はそれすらも行えず、無理に行おう物なら手堅い竹箆返しに合う。
穢れた己の贖罪であり、証であり、救いでもある行為だった。
しかし、それをしよう物なら更なる加速を呼ぶ。
　お陰で『怯まないこと』は、ある意味『恐怖』だと理解した。
元々自己という物を己は持っているとは言いがたいが、それでもその自己が『逃げる』と言う選択肢を選ばせようとするそれは、それ以外の思考が思いつかなかった。
自分のお役目上、逃げると言う選択肢がどんなに生き恥を晒す行為より辛いのを知っているのに、でもそれを行おうとする。

　―結果、何かが必死に拒絶しようと悲鳴を上げていて、何かがこのまま流されてしまえと言う。
矛盾した思考は、結果的により多くの傷を生んだ。
そして、痕をみながら途方に暮れる。

・・・どうしよう・・・。

―――と。

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・・・欲求不満。

　・・・・・・・・・（背後を見ている。
・・・・（溜息。

（教室の前をうろうろしてる蜘蛛が1匹。）

《 突然ですが、背後と枢さんの他愛無い？会話。 》
枢　：・・・背後（袖を引っ張ってる。
背後：…な、なんですか、枢さん？
枢　：・・・依頼に行きたい。
背後：無理です。
枢　：・・・譲歩してもいいから、新しいGTに行きたい。
背後：無い袖は振れん！
枢　：・・・・・・・実力（れべる）があげたい。
背後：毎週黙示録（BC付）行ってるだけ、本来のメインより優遇されてるんだぞ、馬鹿蜘蛛！
枢　：・・・（むすぅ。
背後：それに本音は違うだろ、お前！！（ビシッ
枢　：・・・！（ギクッ。
背後：理由次第では、なんとかしてやれるかもしれません。
枢　：・・・（ピクンと反応→じーっ）・・・・・追いつかれる。
背後：何が？
枢　：・・・とある土蜘蛛様に、れべるが追いつかれる。
背後：別に、追いつかれればいいじゃん。

（六道輪廻を振るう音に、何かが飛び散る音が響きました）

　・・・今月はいらすとをめいんにするから、れべる上げが、疎かになっている。
毎週確かに黙示録は参加してるけど、週に800強の経験値だと1れべる上げのに丸々1ヶ月かかる。
・・・下手に予選突破しない方が、経験値的には高く貰える場合の方が多いのも事実だけど・・・。
（BCは1勝すれば、401確定だからね）
・・・依頼行くよりも、黙示録BC付の方が・・・得なのは解るだけど、やっぱり依頼にも行きたい。
（背後的にはプレが、面倒なのでパスしたいよ、枢さん（汗）
・・・適度に、戦場に立たない・・・腕が鈍る。
（GTに馬鹿みたいに潜ってるじゃないですか（汗）
・・・もう、飽きた（呟。
（我侭な子！！）
・・・だから、病院に行きたいよ。
（それでGT開けたいのか！？　それなら、まだ開けてないデパートとか、ホテルとかの方が経験値はいるでしょうに…（呆）
・・・（間）・・・もんすたかーどが見たい（呟。
（…ぁー…それは、見たいかも…（マテ）
・・・なら、開けて。
（あそこはサブがまだ無いから駄目）
・・・背後が、意地悪言う・・・。

―――最近の枢の日常より。

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・・・銀の糸統一。

　・・・銀の糸の統一IC。
・・・相変わらず、Hisasi絵師様は・・・仕事が速い・・・。
統一背景なので、繋がると・・・綺麗（呟。

・・・表情は、敬うように・・・。

【　背後の戯言　】
　銀の糸の統一ICです。
これしか浮かびませんでした。
土蜘蛛至上主義の枢には、敬う為に瞳を瞑り、頭を垂れるのは当然かな？と、思いました。
出来れば、口元は微笑まないように…いえ、微笑んでるように見えるのは心が歪んでるから（何。
ぺこりと頭を下げてるように見えればいいです。問題ないです（力説。

　週末にお願いした為、納品は来週の月曜かな？と思っていましたが、夜中に受理されて半日納品と相変わらずお仕事が速いです。
　素敵で可愛らしいICに仕上げて下さった絵師様やこの企画を提案して下さった結社長に感謝です。

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『シルバーレイン』の世界観を元に、
株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
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全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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