・・・休息11。

　・・・海。
緊張した。
少し怖かった。
・・・枢、泳げないし・・・海水は水と違って、少しべとべとしてて、独特の匂いがあって・・・後、しょっぱい。
・・・どうして波というものがあって、何故止まらないのか良く解らないことだらけで・・・一視に迷惑かけたかな、と不安だった。
・・・枢きっと挙動不振だったと想うし、一視はそんな枢を見て嬉しそうに微笑んでたけど・・・一視は、た、愉しかったのかな？（悩。

　・・・一視との小さな約束。
本当はお弁当って話だったけど・・・枢が海に直接接触したことないから、急遽波遊びに変更になった。
　・・・初めてのことが多くって怖かったけど、幸せ。
一視との出かけた記憶は思い出になり、枢を支えるものに変化するから・・・
この時だけは、二人で人間のようにゆっくり愉しむこと・・・悪いことじゃないって想った。
　・・・枢は何度か波に足を取られて転びそうな所もあったし、おっかなびっくりしてて、その度に何度と無く一視は手を差し伸べてくれた。
　・・・一視が居てくれたから、怖かった海が、波が、海水が・・・少しだけ怖くなくなる感じがして・・・多分、思い込みなのかもしれないけど・・・安心した。
二人で束の間かもしれないけど、一緒の時間を過し、二人で愉しいを共有出来たと想う。嬉しいも一緒だけど・・・（照。
・・・改めて、一緒に居てくれる一視が掛替えのない大切なもので、大好きなのだと・・・そう想える。

　・・・リプレイ書いてくれたMS様に、感謝・・・（ぺこり。

淡紅色に彩られた小さな世界で