・・・二人の姉様。

　・・・今日は、誕生日。
枢の一人だけど、二人の姉様の誕生日。

一人は、赤を　　　一人は、蒼を

二人で、一人のじゅん姉様。
　・・・記録としてないけど、2回目の誕生日祝いだったりする。
以前の記録は、其れ前後をみれば解るじゃないかな（汗。

　優しくて、厳しくって、綺麗で可愛い。女性のようで男性。
華やかで、何処か淡く・・・高貴で、不遜。高潔にして豪気。
　・・・枢の二人の姉様は、二つの顔を持ち二人の人格をもって一人。
洵でもなく、純でもない。どちらでもあり、どちらでもないから『じゅん姉様』と呼ぶ。
二人で一人だから、どちらの名を呼ぶ。どちらが欠けても枢の姉様じゃない。
・・・枢の勝手な解釈だけど・・・（呟。
　―だから、贈った物は二人を表してみたんだけど、上手くいったかな
枢のじゅん姉様に似合うものを色々考えた。
片方を祝いたい訳じゃない。二人を祝いたい。
二人に喜んで欲しいと、切実に願って・・・。

双翼のような顔を持ち
交わりながらも決して溶け合わぬ中庸の精神