・・・休息14。

　・・・師匠と、猫さんと一緒に月見をしてきた。
高く大きく輝く月を見て、蝋燭の蒼い火に囲まれてた。
悲しい話。切ない話。・・・思いの数だけ、それもあるんだと思った。

　・・・枢の話は詰まらない他愛のない話。
師匠の話は、師匠の武器の話・・・他の人の話をただただ・・・聞いていた。
　猫さんを膝に乗っけて、ただ黙々と撫でる。
嫌がってなかったから、枢はただ撫で続けた。

・・・枢の手は震えてなかっただろうか？
・・・枢の手は冷たくなかっただろうか？
・・・枢の話は誰かに何かを与えたのだろうか？

　・・・色んな想いが巡っていて、ただ耳に届く言葉を受け入れていた。
師匠は、枢の師匠だから・・・大丈夫。枢ではないからそんな失敗しない。
　・・・思わず出た言葉は、偽りなく・・・そう思ったから・・・。
MS様に感謝。言葉足らずの枢の想いを掬い取ってくれた。
・・・それ以上は言わない・・・多すぎず、少なすぎず、枢らしい言葉だったから・・・。

　・・・リプレイ書いてくれたMS様に、本当に感謝・・・（ぺこり。

あなたに贈る蒼の灯火